2019年5月29日水曜日

お金の勉強 トレイダー3

モメンタムによるトレード Power Momentum Formula
ROC (Rate of Change)と同様にn日前の価格と当日の価格を比較して差の値または率により勢いを示す指標によりセットアップ、トリガー、フォロースルーのトレードをする。
価格とモメンタムの逆行現象であるダイバージェンスにより転換点の発生を予測する。

トリガー
直近60本の足を調べる。
日中の最高値を見つける。
28日間のモメンタムを見つける。
価格が二中の最高値を更新したとき、直近5本の足のモメンタムも最高値になっているか
確認する。最高値になっているときはセットアップとならない。モメンタムが高値より低いときにセットアップとなる。
ダイバージェンスのラインを価格とモメンタムに引く。
その間でモメンタムが最低の水準をした抜いたら売りのトリガーとなる。
買いの場合も相似になる。

フォロースルー
セットアップの根拠の区間で最安値、最高値を見つけて値幅を計算する。
トリガーポイント(買値)に値幅の1/2を加えて最初の利益目標値PT1(Profit Target 1)にする。利益目標値PT2は値幅を加えた値。
枚数によるアプローチを使う。
1枚はPT1でポジションを手仕舞いする。
1枚はPT1クリアでは収支トントンにストップロスを置く。そのあと、PT2まで来たら利益50%にストップロスを移動する。PT2の2倍まで利益がでたらその75%にストップロスを移動する。

モメンタムとダイバージェンスを見ておく、価格が極大値、極小値を更新したときにモメンタムが逆行していればセットアップ、モメンタムが極大値、極小値を抜けたらトリガーで利幅は対象区間の最高値、最安値の差の1/2を加えて使う。ピンと来ないのはチャートで練習をしていないからだろう。




2019年5月26日日曜日

お金の勉強 ダイバージェンス ストキャスティックス 一目均衡表

ダイバージェンス divergence 価格とオシレータ系の指標の逆行現象のことでトレンドが弱まって近いうちに価格が反転することを知らせてくれる。

ストキャスティックス stochastics 1950年代にGeorge Laneが考案した。過去n日の最高値、最安値の差と当日の終値と最安値の差の割合により売られすぎ、買われすぎを見極める方法。%Kは単純な計算値、%Dは最近3日の平均値この2本がクロスするところでシグナルと見る。レンジ相場で有効になる。オシレータ系指標としてMACD, RSIと並べられるもの。

一目均衡表 一目山人による純国産テクニカル分析とある。9日、26日の高値、安値の中間値により転換線、基準線を描く、この2本は移動平均線と同様に使える。26日先行スパンを転換線と基準線の中間値と52日間の高値、安値の中間値で描くこの間を雲と呼び価格が雲の中にあれば抵抗帯または外にあれば指示帯になるというもの。過去の中間値と価格の比較した場合に高いのか安いのかを目で見れることになる。どの位置にあるかにより売買の検討に使える。遅行スパンも描き、これはは26日前に終値を記入したもの。価格の比較により相場の強弱を知る。

まずルールを決めて厳しくルールを守った客観的なトレードで利を得ることが目標になるということだ。ルールを作るにはテクニカル分析の使いこなせる知識も必要になる。そこでここのところ頻繁に出てくる言葉を2,3確認してみた。



2019年5月25日土曜日

お金の勉強 トレーダー2

季節性とシーズナルセットアップの章となっている。25日以内に手仕舞いと書かれていて超短期でない点から板に張り付きの時間が少なくなるのでなんとか理解したいところである。株式を含めた週次のパターン、先物の日時のパターン、休暇前の季節的なパターン、限月間のサヤの開閉が異なるマーケット間の季節的な動きなど種類として上げてあり
seasonaltrader.com を見て練習できるとなっている。主に現物市場における月次パターンの捉え方を想定しているようで初心者に実用できるものは少なそうで実例を知る環境が遠く理解が深まれば気になるところして戻って理解を深めたい。

評価項目が並べてありこんなのを意識するとトレードに厳しさが出るかもしれない。1トレード当たりの平均利益、損失、年間損益、累積損益、損益レシオなど。セットアップ条件の例として、勝率75%、損益レシオ4、連続負けトレードが2回以下、平均利益400ドル、累積利益が一貫して増加傾向とある。これらを満たせば勝てそうである。まず季節性のトレードで挙がっている例を調べるまたはスクリーニングが必要と思わせる。

トリガーは14日間のストキャスティックスとされ25%、75%に達したときが売り買いのトリガーになり。Genesis Navigatorにでだれでも調べられるとある。トリガーでのMOC(Market On Close)引成注文を出す、トリガーが出たことを確認して翌日寄り付きの注文もあるとかストップロスについてと手仕舞いの余裕の例が15%とか具体的にトリガーでのアクションを説明されている。

ストップロスの種類に、マネーマネジメントストップ、ブレイクイーブンストップ、トレイリングストップ、パラボリックストップがある。トレイリングストップは利益確保のストップポイントの移動のこと。

3種類のフォロースルーについて利益を伸ばすための方法で1枚、2枚、3枚単位で仕掛けるときのやり方が書いてある。1枚なら1.大引けで出動 2.仕掛けたら終値のGTC(Good Till Canceled)を設定する。 3.1トレードの平均利益に着目 4.利益目標に達したらストップロスを収支トントンに移動 5.手仕舞い予定日が来たら手仕舞い 6.またはトレイリングストップを利益75%に移動する。になる。2枚なら含み益を1枚利確して残りは収支トントンの水準にストップロスを移動してポジションをホールドする。3枚なら1枚を利益目標で手仕舞う。1枚を収支トントン、1枚を含み益75%にストップロスを移動する。含み益75%がストップロスの目安になるということだ。

MIT(Market If Touched) 価格が水準に達したら成行注文となる)OCO(One Cancels the Other)売り買い注文を同時に出しどちらかが約定すると残りがキャンセルされるオーダーが紹介されている。いろいろな注文の種類が書いてあるがどんな場面で役立ちどんな注文か分からないこともあるので参考になるときもあるかもしれない。全体的にこんなのもあるのかなというところで終わる。

2019年5月19日日曜日

お金の勉強 トレーダー 1

バーンスタインのトレーダー入門  30 Days to market mastery
セットアップ 高い確率で繰り返し出現するパターン
トリガー セットアップを行動に移す引き金
フォロースルー 損失を最小に抑え、利益を最大に伸ばす方法
枠組み、教育、正しいリスクマネジメント、利益の極大化の手法と大切さ、
あいまいな意思決定や不確実な売買シグナルを排除した完全に客観的なトレーディングツールやトレード手法を紹介する。
コンスタントに利益を上げるためにのトレーディングの正しい枠組みと分析、および行動のあり方を理解する。
15年くらい前に旬のもので使いにくところも出てきそうだが不朽のエッセンスを読み取ろう。しばらく時間をかけてシミュレーションしたい。


2019年5月12日日曜日

お金の勉強 タイミング アノマリー

株はタイミングで儲けなさい 藤本壱 2015年
ランダムウォーク理論は上がるか下がるか50%の理論。それに反して季節的な動き株価の変化によりよく現れる実証的な現象をアノマリーといいそれに着目して売買のタイミングを考えるもの。扱うものは下のとおり。
1.秋から春に上昇、春から秋に下落する季節性
2.直近高値更新
3.急騰銘柄
4.市場全体の急落の跡のリバウンド
5.2つの銘柄のさやの増減によるさや取り

1.11月から7月に上昇する傾向がある。8月、9月は夏枯れになる。Sell in May,
  don't come back till October. の格言もある。5月の決算短信の様子見、
      8月バケーション、10月末ハロウィーン効果により季節性が発生する。
      10月~11月に買い、4月~7月に売る。4月~8月は買うのに適さない。
  
     20年分を調べた30銘柄一覧。7202 8050 6755 9699 7239 1888 7727
      6801 6924 6768 5444 5807 8051 8074 1835 4539 8059 6771
      5273 6459 5471 6758 7226 7012 6339 6376 6850 7995 9832 6301

2.単純にするとだましに会う。60日以内の高値更新で翌日寄り付き買い
  60日後に売る。
  平均して3.28%の上昇、-15%~+15%の正規分布型に近い。勝率は51%。
  売る日の30日後と60日後はあまり差がない。小型低位株の騰落率が高い。

  ただし、結果のよい銘柄一覧は勝率が60%以上では残らない。
  11月12月(次点1月3月)に限る。
  4689 7408 9997 7972 9682 2753 8616 2413 9619 4047 7846 8439
      2325 3349 7606 5988 7245 4109 9678 2686 4668 3116 6420 4801
      9058 6383 4681 6407 7456 7282
      スイングトレードの達人 直近1か月の高値更新銘柄が表示される。351銘柄あった。
  有料サイトでは株の達人がある。

3.株価が1日で前日終値から10%以上上昇して上ひげは株価の1%以内になったら急騰
  したとする。大引けまたは翌日寄り付きで買う。決まった日数、5日、10日で売る。
  勝率は高くない。大きく当たるもので利益を得る。翌日の寄り付きで結果は決まる。
  高くなるものは翌日の寄り付きでも高い。急騰銘柄で取れるとしたらになる。

  翌日の寄り付きが高くなりそれで終わる翌日売りに適した銘柄を調べてある。
  2372 4829 6638 4344 4346 9424 8944 7600 6941 6375 3656 4779
      7968 4686 3627 3756 2395 6937 4848 3919 9438 4318 7709 6850
      6340 4321 4776 6723 8934 5998
      Yahooファイナンスで当日調べて大引けで買う注文を出す。

4.セリングクライマックスが来て割安感から買いが入りやすい状況になる。
  騰落レシオ、安値更新銘柄数などで底を調べる。ゴールデンチャート社を
  紹介。有料サービス 5980円/月でした。無料動画投資な毎日がありました。 
  2015年ころ作成されたチャートの見方でした。騰落レシオは70%まで下げると
  底。新安値銘柄は30%越えて下がったらリバウンドを見込める。翌日寄り付きで
  買い20日~35日のピークの期間で売る。10%程度の上昇を見込む。一段安に
  備えるため銘柄の分散、資金余裕を考える。
  上昇局面での急落をとらえる。騰落レシオが75%を切り、レシオの上昇を確認したら
  翌日の寄り付きで買う。レシオの3日移動平均線を使うので横向きになったら
  になる。リターンリバーサル(株価が元に戻る)傾向により戻るのだから低位株
  などがリターンを見込める。

  下落局面で成功しやすい銘柄
  1888 5807 6803 1518 6375 6316 2286 6208 5009 8835 5563 1814
      8166 6624 4007 6924 3577 9130 4404 4997 6937 6205 4996 6507
      5603 8804 5269 8014 6755 4098
  上昇局面で成功しやすい銘柄
  6316 5105 5563 6101 3105 3116 6472 6103 6302 6860 7467 6471
      5110 5901 9005 6706 4708 5301 5970 7701 8053 7846 7278 8830
      8601 1721 7271 6326 8060 6952

5.株価の相関係数の高いものを選ぶさやのボリンジャーバンドで極小極大をつかみ
  売買する。乖離が大きくなったところから戻るところを取引日にする。信用売り
  するので予期せず上がるときは手じまいが必要。

  8014 3004 6208 8399 8074 8013 2112 などを使用した。
  さやトレで検索する。サヤ取りの達人で紹介されている。

6.銘柄、時期を分けてリスク分散
  再投資は資金が少ないうちは避ける。大きい損失を避けて退場しないため。
  損失の複利効果について考える。逆指値で損切りする。
  レバレッジは短期売買に限る。
  ファンダメンタルも考慮する。不祥事では一旦売る。
  
  

2019年5月11日土曜日

お金の勉強 ROE ETF HFT

本音の株式投資  井手真吾

短期的には市場心理と需給によって変動する。その影響が薄れると
中期トレンドに回帰する。
株価の予想とは材料を明確にして 発生確率 影響度を想像すること。
日経平均はPER 14~16倍が適正水準。
下値メドはPBR1倍。
2人のレポートを見る。
会社予想と市場予想 14-16倍、13-15倍。
値上がりした銘柄のROEが改善する
ROE8%以上では日経が上がる
ROEは業界により平均が違う
外国人の買った株はいい会社なのでその後のリターンは玉石混交
その中のROE改善幅のよい玉であればよい。

レバレッジETF(Exchange Traded Fund 上場投資信託) インバースETF 先物を2倍買うなどで設定 純資産の減るときに回復が遅れる。下手な売買を繰り返すので1方向に進む間の短期にしか向かない。価格の乖離もある1%以内が正常の目安。東証のHPで理論価格が載っている。

タイミングについて5年単位なら月ではなく年により成績がほぼ決まる。
自社株買いはじわじわタイプ、速攻完結タイプ、オオカミ少年タイプがあり使えるのはじわじわタイプで下値支えの効果を狙う。企業のHPに買い付け情報が載る。

HFT (High Frequency Trading ) 為替に変動で適正株価を再計算して売買を決め自動的に注文する。「フラッシュボーイズ」で悪いイメージがある。日本ではメイカー、テイカー、も同じ手数料。ボラティリティ(Volatility 変動率)を高めていると言われている。
日銀のETF購入について、年間6兆円の残高増加させる買い入れを実施している。リスクプレミアムを下げる目的。TOPIXと日経平均のETFの構成比率の違いにより株価に歪みを発生を抑えることを考えている。ブラックスワンという購入額を下げが発生したらPERの大きい購入額の大きい銘柄の株価が下がる可能性がある。

スマートベータ(賢い指数)アクティブファンドはアルファが認められない背景で安い手数料で実現するファンドの形。TOPIXへの投資では割高で分散されない問題がある。バリュー、高配当などの指数のファンド。リバランスも武器で逆張りの投資になる。予想や感情を入れない淡々と逆張り投資を実施する。5年から10年以上つきあう。

世界の行く末について、まず、円ドルの為替は日米の金利差が大きくなると円安になる。景気刺激策で名目金利(期待実質経済成長率+期待インフレ率+リスクプレミアム)が上がると円安に進む。実際にはあまり多く政策を実施できない場合は円高になる。欧州はリスク多い。中国は安定している。
などを詳しくわかりやすく解説してあり飽きる間もなく一気に読める。










2019年5月3日金曜日

お金の勉強 大事件発生日

1989年12月 バブル天井
1992年8月 下げ止まり感
2001年9月11日 アメリカ同時多発テロ発生
2003年4月 底
2008年9月15日 リーマンブラザーズ破綻
        サブプライムローン問題は1年前から 1年後ギリシャ危機も発生
2009年2月 底 2009年1月~2017年1月オバマ政権
2011年3月11日 東日本大震災発生
2012年9月 上昇傾向はじまり 2013年4月から黒田緩和 アベノミクス
よく取沙汰される大事件発生日をまとめてみた。






2019年5月2日木曜日

お金の勉強

年収1億円を稼ぐ1日1分投資 山下 勁
チャートを読むシミュレーション期間がいる。
ルールにより売買するトレーダーになる。
決算は持ち越さない。
大きい取引を目指すので小型株は外す。
チャートが安定しない銘柄も外す。
ニュースで話題の銘柄も外す。

トレンドは横ばい、上昇で2,3か月、下落で1,2か月続く
移動平均線の値の抜け、クロスによりトレンドを確認する
新値更新7日
前の高値、前の安値を書き換えるとトレンドが変わりやすい
ダブルトップは高値圏での下落サイン、横ばいの時はあてはまらない。
リスクヘッジ 上昇トレンドが下落に転じた時に売り再び上昇に転じたら買い戻しそのあと元々の保有株で利確する。

相撲の発勁用意を調べた。お金は類は類を呼ぶ。6割の人は自分を1割の頭のいい人と考えている。