2020年3月14日土曜日

煎餅 かたい 漢字 はどれを使う 固い 堅い 硬い

さぬきの瓦せんべいはかたいので有名だそうだ。食べながら。
漢字でかたいはどう書けばいいのか。
煎餅には「堅」が相性がいいようだ。
「固」「堅」「硬」が候補になる。
どれも日本語の訓読みはかたいが割り当たっている。
日本語の訓読みはカタカタという音からきているそうだ。
漢字の成り立ちを考えると使い分けのヒントになる。
固は周囲がかためられている。
堅は型を使って作ったものの様子。
硬は象形文字でつくりは人が押してしる姿からということだ。
かたいについては訓読みで使うかぎり使い分けははっきりしていない。
固は一番広く使われていて無難にはなる。

食品への用例として
かたやきにあてはまるのは、固焼き、堅焼きのどちらか。
硬い麺は決まっている。硬水の使い方もある。
堅パンは商品名で決まっているようだ。
では堅が使われている。
反対語から使い分けが書かれている。

固い ←→ 緩い
堅い ←→  脆い
硬い ←→  軟らかい

結局このように理解した。人により使いかたが違ってくるので使い分けは難しい。
固は8画で画数が他の文字は12画なのでどれでもよく漢字にしたければ
使いやすい。間違えではない。
堅は漢字の成り立ちから製法にこだわってかたくしている様があり煎餅に相性がいい。
硬は分析的にみて硬度が高い印象で微妙な硬さにこだわる場合に使える。

0 件のコメント:

コメントを投稿